過去鑑賞。
まずジェーンがかなり好きな感じのヒロイン像だし、
ターザンのワイルドながらもときおり見せる子供のような素振りにギャップがあるのも印象的。
二人が初めて顔を合わせるシーンがとても可愛くて良いのよね〜。
あとアルキメデス教授もいいキャラ。
ラストで娘であるジェーンがターザンとともにジャングルに残るとなると「自分も残る!」という流れが物凄くいい感じなんだけどちょっと笑える。
そんなコミカル要素がありながらも、
全体的な内容はディズニーらしくけっこうシビア。
ターザンが幼い頃に食い殺されてしまった両親、
ターザンの育ての親であるゴリラたち。
なかなか現実味のあるドラマが繰り広げられる。
そしてやはりなんと言っても記憶に残るのは動物のヴィランと人間のヴィランの存在。
ターザンの両親を食い殺した豹のサボーと、
ゴリラを生け捕りにしようとするハンターのジョン・クレイトンのキャラはなかなか強烈。
特にジョン·クレイトンの人間味がありながらも冷酷な性格と、
その結果ラストで迎える自業自得な死に様はこの作品の目玉と言ってもいいだろう。