なすび

ターザンのなすびのネタバレレビュー・内容・結末

ターザン(1999年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

親がヒョウに殺されるという重めの始まり。
ゾウの子供の声とセリフが可愛すぎる。川の水が綺麗かを疑う内容。明らかに女の子の声だが坊やと呼ばれていて違和感。

ジェーンが可愛い。アクションシーンがちゃんとかっこいいし映像も綺麗。作画がすごいというのか?。スピード感が感じられる。ターザンがジェーンに壁ドンしてこれが元祖なのかなあと。ジェーンの心臓の音を聞くシーンが柔らかそうでよかった。ディズニーだからこそ余計に対照的なものが浮く。

ゴリラに育てられても人間の脳はそれなりの知性を持つだろうからゴリラを超えた思考とかをするようになるのかなあと知的好奇心。

野暮だがゴリラの研究してるような賢い人がターザンが人間の言葉を喋れないことを不思議に思わないという違和感。原住民の人だと思っていたなら分かるがその描写はなく、ターザンの存在をそこまで不思議がらない。言葉を覚えていくことに対しても、すごい学習能力、と感心するだけ。

ジェーンが意外とすぐにターザンに惚れていたことに驚き。
ジェーンのキャミソール姿は素晴らしい。

自分と違う見た目の存在を敵視するカーチャックの存在は、見た目が違くても分かり合える、差別批判みたいなのがあるのか?正直映像だけで楽しめる作品だからメッセージとかは気にしてなかった。

カーラがターザンに真実を教え、ターザンが服を着るとこは、短期間で人間になりすぎじゃない?と。
どんなことがあってもあなたは僕の母さんだと言いカーラが無くシーンは感動。とても素敵。

仲間にも別れを告げずジェーンについていくのに意外とあっさりしてるなと。その後の展開に繋がるからいいのだが。

クレイトンの死に方は子供向けとしては残酷。血の表現が敢えて少ない(ヒョウとの格闘シーン)と感じてただけに。
最後のカーチャックの死はつらいが、みんな幸せに暮らしましたとさエンドで後味よく。最後の雄叫びも気持ちが良い。
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