”優しすぎるんだよ”
”あんたは”
”あんたの理想は俺が受け継ぐ”
”どけ”
”俺の歩く道だ”
”巧”
”どこへ行くの”
”さあな”
”行けるとこまで行くさ”
人気の平成仮面ライダー、ファイズの劇場版。
いきなりのもこみちとディストピアで驚いた。
テレビドラマシリーズとは別の世界という設定らしく、ほとんどの人口がオルフェノクになり、人間が虐げられている世界が舞台に。
人間が武装して暴れても平然と人間のように生活していたり、仮面ライダーが来ると逆に悲鳴を上げて逃げ惑う描写が印象的。
普通の場合正義の味方でヒーローな仮面ライダーだが、この作品では社会に対する反乱分子というのが面白い。
ディストピア要素はとても多く、人間解放軍の面々はどこかで見たことがある人達だが、やや物騒な格好と口調になっている。
あの社長に限ってはどこのsfだよって感じの見た目に。正直言うと小物感あってすき。
話はテレビドラマの方でもすれ違っていた巧と木場の2人がまたもすれ違いから戦う流れだが、今作では善良?オルフェノク3人組の扱いがかなり容赦ないものだったりする。
映像はかなり良かった。大勢のライオトルーパーがバイクに乗って攻めてくるシーン、サイドバッシャーのバトルモードや後半のクソデカオルフェノクなどは迫力があった。中でも特筆したいのは仮面ライダーサイガとのバトルシーン。フライングアタッカーで空を飛ぶサイガ、それをアクセルフォームで追いかけるファイズ。この画がかっこよかった。そしてその後の決着が着くシーンはほんとにかっこいい。
アクションシーン以外でも仮面舞踏会のシーンはちょっと妙だけど描写は丁寧に感じたし、後半の1万人エキストラは凄かった。
だからこそより最後の戦いが熾烈なものになったとは思う。
正義の味方という仮面ライダーの特徴を一旦ディストピア世界での救世主に置き換え、大きな革命を起こす戦いを描いた大作。
ハイテク生首社長
ポリゴン納谷悟朗
ディストピア世界線でも可愛い真理
クレインとホースオルフェノクは特別仕様なのにスネークだけ何故だ!
シリアス海堂
啓太郎は変身ポーズ両手なのね
っぽい
サイガとのバトルシーンほんとすき
オーガかっこよ
エンドロールでエキストラのとこ「thank you!」になってるの粋だなぁ
エンディングがJustiφ’sのアレンジバージョン