キッチー

アフター・ウェディングのキッチーのレビュー・感想・評価

アフター・ウェディング(2006年製作の映画)
3.8
今作は、ジャケ写の女の子の涙にやられました。もともと気になっていたのですが、こんな話だったとは...
自分も娘がいるので、後半は涙が止まらなかったです。

物語は、
若くしてインドに渡り、孤児院を建てて恵まれない子供達の世話をしていたヤコブ(マッツ・ミケルセン)は、孤児院の経営難に陥っていて、寄付をしてくれる協力者を必要としています。
そんな時に故郷デンマークの実業家ヨルゲン(ロルフ・ラッスゴード)から、事業への寄付の話があり、急遽、デンマークに帰国することになるのですが、そこで知らなかった事実を知ることになり...
デンマークではヨルゲンの娘アナ(スティーネ・フィッシャー・クリステンセン)の結婚式に呼ばれ、昔の恋人ヘレナ(シセ・パぺッド・クルッセ)とも再会したヤコブ。
そしてヨルゲンが出した驚きの条件とは..
といった内容。

ヨルゲンとヤコブ、二人の男性の対照的な生き方について考えさせられました。
色々な愛の形がありますね。

マッツ・ミケルセンは最近でも色々と出ているのに、あまり注目してなかったのですが、今作ではじっくり見れました。背筋が伸びてカッコ良かったです。今作は自分の存在価値を思い知らされる微妙な役でしたが、感情が伝わってきました。

ロルフ・ラッスゴードは色々な表情が出来る役者さんですね。笑顔とか、苦しむ姿とか、泣き顔とか、すっかり感情移入してしまいました。誕生会で踊っていた曲はクルマの運転中にもかかっていた曲でしたね。あの踊りのシーンは良かったです。



最後にちょっとネタばれ...
コメントに移しました。
キッチー

キッチー