sumesh

卒業のsumeshのレビュー・感想・評価

卒業(1967年製作の映画)
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はじめてのアメリカンニューシネマ。
特有の(?)変わったカメラワークと、ちょくちょく流れるサイモン&ガーファングルの音楽が常に変な違和感と不信感を与えてくる。(特に、ベンがエレインにミセスロビンソンとの関係を告白するときの、後ろにいる母親からゆっくりエレインにフォーカスが移動するシーンと、廊下の端にいるミセスロビンソンの引きの画。気持ち悪くて最高。隠喩的なカットを度々入れてくるのもおしゃれで好き。)

ミセスロビンソンのベンに対する執着心は気持ち悪いし、エレインをストーキングしまくるベンも、まんざらでもないエレインもよくわからないけど、最後のあの有名なシーンで全てがまとまった。納得。

アメリカであんなかっこいい車に乗って綺麗な景色の中ロードドリップして、デートのシーンみたいにドライブインでハンバーガー食べる旅をしてみたくなった。
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