青二歳

眠狂四郎 多情剣の青二歳のネタバレレビュー・内容・結末

眠狂四郎 多情剣(1966年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

シリーズ7作目。
監督:井上昭(1/1)
脚本:星川清司(7/8)
撮影:竹村康和(3/4)
音楽:伊福部昭(1/2)
【巻き込まれる騒動】家斉チルドレン菊姫の眠狂四郎への復讐。菊姫再登場!いよっ待ってました!

【覚え書】
いやいいですね井上昭。初参戦ですがオープニングからテンポよく。菊姫(毛利郁子)再登場回。お前さん④で江戸追放されてたでしょ…でも待ってたよ✧ \\(°∀°)// ✧おかえり!家斉チルドレン率更新中。
もう大川端の宿でなく吉原裏の投げ込み寺の側が常宿なのだな。あれ?いつからだっけ?よっヒモの鑑!日本一!(ノ ̄▽ ̄)と大向こうさながら言おうと思ったら特定の女はいないらしく1人所帯のご様子。またちょっといい人設定が出たり引っ込んだりしますが、無垢な少年少女には弱いんだよね〜。押し掛け女房ならぬ押し掛け女中にタジタジな狂四郎が可愛い。

なおまた円月殺法破れたりの回。円を描ききってます。そのシーンはちょっと笑える。そんなんでいいの?基本的にはもちろん最強の円月殺法ですが結構破られとるよね。BGMほぼ無しの中、中盤の立会いでストロボ撮影に乗せた音は最高にかっこいい。

【狂四郎の女たち】
狂四郎ガールに水谷八重子か。コッテリしたいい女優さんですが、狂四郎ガールのエロティシズムじゃないよなぁ…このしゃがれ声はエロには不向き。
気狂い女は凄まじい笑。女刺客の中でも好きなキャラクター造形。あと菊姫。能面でヒス芸は見入っちゃいます。ただ最後…自害ってのが悲劇的です。狂四郎に斬られて断末魔を上げるものとばかり思っていたのですよ。狂四郎に相手にされない感が切ない。
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