なちゅん

ラビット・ホールのなちゅんのレビュー・感想・評価

ラビット・ホール(2010年製作の映画)
3.8
悲しみは無くならないけど、その重みが変わる、っていうのは事実だと思うし、実際少し心が軽くなった。祖母を亡くした5年前の悲しみが薄れていくばかりで私は薄情なんじゃないかと思っていたところだから。
ベッカもハウイーも、それぞれのやり方でダニーの死に向き合っていたのだと思う。そのベクトルが違うから、歪んでぶつかってしまっただけ。だからこそエンディングがよかったな。やっと2人で向き合うことができそうなところ。
なちゅん

なちゅん