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貞子3DのマングースOLのレビュー・感想・評価

貞子3D(2012年製作の映画)
2.0
🖋あらすじ
鮎川茜が教師を務める女子高では、ニコニコ動画上で生放送されるという「呪いの動画」が噂になっていた。動画は、ある男が首を絞められる映像が流れ、最後に「お前じゃない」という声が聞こえ、それと共に閲覧者が死ぬというものだった。その噂に半信半疑の茜であったが、やがてとある事件をきっかけに彼女も呪いに巻き込まれていく──。

🖋感想&考察 ⚠️ネタバレ注意⚠️
母と二人で観たのだが、ギャグ映画としては割といいものだと思う。最後の方はずっと腹抱えて笑っていた。
まず大前提として貞子には太刀打ち出来ない恐ろしさというものがあるはずなのに、主人公のとあるチート能力のせいで全く怖くない。というかさっさとその能力使えと途中で何度もツッコミを入れていた。さらにその能力だけではなく、普通に茜が強すぎる。ノールックで鉄パイプ貞子に突き刺したシーンでは手を叩いて爆笑した。
貞子のビジュアルも問題だ。うつ伏せで髪を垂らしてゆっくり一人で出てくるのが怖いのに、まるでエイリアン映画のようなカオス状態。貞子というよりはバイオハザードのようなノリになってしまっていた。製作者は貞子を観たことがないのだろうか……と心配になってしまう、そんな残念なホラー映画。