LEE

極悪拳法のLEEのレビュー・感想・評価

極悪拳法(1974年製作の映画)
4.0
殺人拳シリーズの小沢茂弘監督作品
期待通りの作品だった


大正時代、日本に潜伏した敵国のスパイを生臭坊主が討つ!というストーリー
個人的にはまずこの時代設定やキャラクターからしてグッと来るものがあったんだけど、途中からスパイ狩りの話はフェードアウトしてしまう
だけどその代わりに始まる異種格闘技バトルがこれはこれで面白くて個人的には満足(映画としてはダメだろ!とは思うけど
キャストも動ける人が多く、主演の渡瀬恒彦も空手の段位を持ってるらしいのでキャスティングも良し!
何故かガッツ石松が出演していて、彼の筆おろしパートもあったり笑


アクションの感想としては殺人拳2に近い
とにかく色んな個性的な敵が出演して、撮り方も落ち着いているので(千葉真一の作品に比べるとスタントダブルは使ってるけど)とっても見やすい
渡瀬恒彦は千葉真一に比べるといい意味でアクションにクセがないので、動きもクリアで良かった


ソフト化されてないのが謎の名作カラテ映画
オススメ!!
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