イニスとジャックの関係は純粋なラブストーリーでしたが、彼らを取りまく保守的な雰囲気が2人からシンプルな幸せを奪ってしまいました
女性には踏み込めない男性だけの特別な世界は誰しも持っていると日頃から感じていましたが、
この映画は彼らの妻を通して、永遠に入る事が叶わない男性だけの世界へのもどかしさ、羨ましさも描いているように思えました
→後日追記
エンディング曲 He was friend of mine を聞くたびに、イニスのジャックへの想いが思い返されて胸が痛くなります…
どなたかの解説を読んで、
最後のセリフ 「永遠に一緒だ」 が本来は
I swear… であり、色々な解釈ができるとわかってまた見たくなってしまいました
娘の結婚式に行くことにしたシーンも、
ジャックを失って愛に気づいたからこその展開ともいえるみたいです
最後のシーンは彼らのシャツが逆になってたり、映像が語るシーンも素敵です
私が映画を見て、2人のような関係を男と男というより普通の恋愛だと感じたように
視点を変え視野を広げてくれる作品は素晴らしいなと思います。