虹島流浮

黄金の七人の虹島流浮のレビュー・感想・評価

黄金の七人(1965年製作の映画)
4.8
面白すぎる。

仲間集めは端折りすでに金塊強奪実行中。
イタリア映画なのにフランス映画に見えて仕方ない。
テンポの速さと軽快なジャズ、そしてどこか余裕のある強盗犯たち。
強奪したあとに重きを置いているため、きっと失うんだろうなぁと予想はつくわけで、それならばいつどんな風に金塊を失うかが見どころとなり、その展開の連続は…巧い。

大事な大事な金塊を疎かに運んでしまう詰めの甘さがあったものの、オチも続編への期待を残す終わり方も気が利いています。