イトウモ

天国の門のイトウモのレビュー・感想・評価

天国の門(1980年製作の映画)
4.3
美しくパワフルだが、とても優柔不断。二項対立(主役対敵とその決着)で成立するアメリカ映画の筋、の決着をどんどん先延ばしにする。19世紀末の資本家と、彼らが駆逐しようとする貧しい移民労働者の対立が主軸、富裕層の役人でありながら移民に肩入れする主人公は中間的できわどい