にっきい

マッドマックスのにっきいのレビュー・感想・評価

マッドマックス(1979年製作の映画)
3.3
裸にシャツとパンティだけはヤバい。

当時情報番組でも紹介されたりするほど話題になってた作品。
冬休みに友達と観に行きました。

オーストラリアの暴走族事情の話し。
コレ、公開前からめちゃくちゃ話題になってました。
そらもう『カメラを止めるな』や『鬼滅の刃』なみに連日ニュースなどでも取り上げられるくらい。
勿論作品が面白いからなんだけど、まだ公開もされてない作品がそこまで話題になった理由は、当時オーストラリアでは社会問題になってた暴走族の現状を描いていたからなんです。
器物破損、窃盗、強姦、集団危険行為…、まさにやりたい放題。
実際には映画の中ほどではないのかも知れませんが。
さて映画。
今から少し未来。
オーストラリアでは凶悪化する暴走族に対抗するためにMFPと言う組織が作られる。
マックスは親友のグースと共に暴走族を取り締まるが、逆恨みでグースが殺されてしまう。
やがて暴走族の魔の手はマックスと家族にも向けられ…、って話し。
今から40年以上前の映画なので演出やBGMの使い方は古臭いし、ストーリーは有って無いようなもの。
それでも今作が魅力的なのはカーアクションの凄まじさのおかげ。
当時は撮影中にスタントマンが死亡したと噂されるほど激烈なシーンの連続。
家族や友の復讐のために、極秘に開発されてたインターセプターを盗んで暴走族を追い詰める!
ラストの「手錠を切るのに10分時間をやる。でも足なら5分で切れるかも知れないな」と言い残し、去っていくのカッコ良すぎる!
マッドマックスと言えば銃身を短く切ったショットガンがトレードマークですが、前半は正規の警官なので普通の散弾銃を使ってます。
で、復讐する時は銃身切ったやつなんですが、あれ?銃身切るシーン無かったっけ?
他の映画とごっちゃになってる?
因みに今回見たBlu-rayには収録されてなかったけど、日本で初公開された時は専用のエンディング曲に差し替えられてました。
アニソンの帝王こと串田アキラさんの歌う"ROLLIN' INTO THE NIGHT"は、めちゃめちゃ印象に残ってるのに、ソフトには収録されてないのが残念。
それとこれは吹替セリフの間違いなのかも知れませんが、インターセプターのエンジンの説明の時「直列8気筒」って言ってましたよね?w
でもその前に「最後のV8エンジンだ」とも言ってますよね?w
正しくは"V型8気筒"ですからwww

この前見直した『シャドー』もそうでしたが、昔はエンディング曲を日本専用で差し替える事はちょくちょくあったみたいです。
今作と『シャドー』以外でボクが覚えてるのでは、『めぐり逢えたら』はドリカムの"雪のクリスマス"の英語版"WINTER SONG"でしたし、『P.S.アイラブユー』は徳永英明の"小さな祈り〜P.S.アイラブユー"で、こちらはソフトにも収録されてました。
こう言う日本専用とか有るの、面白いですよね。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:1980年
鑑賞回:ー
劇場名:美松劇場
座席情報:自由席
上映方式:2D 字幕
レーティング:G
上映時間:94分
備考:過去鑑賞記録
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