『2001年宇宙の旅』の続編。監督はスタンリー・キューブリックではなくピーター・ハイアムズ。『カプリコン・1』の監督ですね。
2001年のディスカバリー計画の責任者だったフロイト博士が、ソ連の宇宙船に乗ってディスカバリー号を修復、HAL9000のデータを分析して2001年に何が起こったかを確認しに行く物語。
世界平和を願うメッセージが強いなあ、と感じました。
これが作られた1980年代前半は、東西冷戦の最終盤で、ソ連のアフガン侵攻やイラン・イラク戦争など、長引く泥沼の戦争が繰り広げられていた時代なんですね。
人類の進化が行き着く先が、この状態のはずがない、そうあって欲しくない、という思いを感じました。
先日、うん十年振りで『2001年宇宙の旅』を観たら、記憶していたシーンが出てこなかったから、きっとこっちだろうということで鑑賞。ですが、やっぱりそのシーンはありませんでした。妻と共通した記憶なので勝手な夢想ではないと思うのですが、別の映画なのでしょうか。
一畳くらいの大きさのモノリスが宇宙船の中に横たわっているシーンなんですが、どなたか知りませんか？
