セガール幹事長代理

変態村のセガール幹事長代理のレビュー・感想・評価

変態村(2004年製作の映画)
3.0
助けてくれた村人がやべえ奴だった系の使い回されたネタですが、タイトル『変態』が『村への訪問者を恋人だと思ってしまう病気』という珍しいタイプの変態だったのでかなり引き込まれてしまった。
もう一度書きますが、村人全員が『村への訪問者を恋人だと思ってしまう病気』を患っています(不治)

ちなみに今作における訪問者は中年男性なので、村人全員(男女比10:0)から前説なし、前戯なし、ウィダーインゼリーなしでケツを狙われます。
切れ痔も待ったなしです。

まあ事が終わると優しい言葉と共に髪を撫でてくれるオプションが付くので、ギリギリプラマイゼロのテイを保っています。
すぐ背を向けて煙草に火をつける日本の男性はこのあたり見習うべきです。

欲情した小汚いおっさんの津波が視界を埋め尽くす様子はレベル高めの地獄っぷりで、「気持ち悪い」だのの罵声がおっさん達の脳内麻薬を過剰分泌させる結果を招いたのは言うまでもありません。
世の中には気持ち悪いと言われると気持ち良くなってしまう気持ち悪い人が多数存在するのです。

流行りのキリスト教ベースの作品の為、難解だったり奇天烈な部分についての制作者側の『いや、教義だから…』という言い訳が顔をのぞかせますが、それを差し引いてもかなりおっかなく、皆様のコロナ予防接種の副反応を悪化させてくれることでしょう。

余談ですが、大久保にあるRっていうハッテン場は女装して行くと入場料が安くなるので切れ痔がなんぼのもんじゃいっていう命知らずは是非挑戦してみてください。