監督の理想を詰め込んだ殆ど趣味みたいな映画だったようです(;´ρ`) ｸﾞｯﾀﾘ
しかし毎度の事ながらこの邦題はダメだ〜
原題の『Calvaire』のままで良かったのに！
あらすじ↓
老人ホームなどを巡り歌を歌って日銭を稼ぐマルクは次の目的地へ向かう途中、車が故障してしまい立ち往生。
その後、とある村の側で過去に宿屋を営んでいたと言うバルテルに助けられるのだが、バルテルは『村にだけは行くなよ』と念を押す。
何かがおかしい…
バルテルもどこか妙だ…
それに気付くも時すでに遅し、
哀れマルクはバルテルに拘束されてしまい
女装させられバルテルの亡くなった妻・グローリアとして監禁されてしまうのだったー
これ、“変態”って言うか“狂人”の方ですね。
バルテルも村人もみーーーーんな狂人です。
理不尽に見える監禁・拷問も根底には妻への変わらぬ愛があるから？なのだろうけど、バルテルだけでなく村人全員がグローリア（現マルク）を奪い合うと言うのは理解しがたいですね。
死んだバルテルの妻・グローリアは村人全員と昼顔してたって事なのかい∑(ﾟДﾟ)⁉︎
十字架に磔られた遺体がグローリアだとしたら村の男達は自らの手でグローリアを葬ったのではないかい⁉︎
私の頭では到底理解出来ない展開と、
悲鳴のような鳴き声を轟かせる豚さんに頭を抱えるしかありません。
その他、
やることなすこと全てが不気味で、
酒場で村人達が可笑しなダンスをするシーンは監督曰く『イヴ・モンタンの深夜列車』を連想してる…との事ですが私にはサッパリですww
その映画を知ってる人が見たらあのタイミングでのダンスも納得いくのかなぁ？
とにかく鬱展開の連続なのだけど、
タイトルがタイトルだけにただのキ◯ガイ映画で切り捨てるのは早計では？ーと思えるのがこの作品の不思議な所です。
どなたか詳しく解説して下さい〜ww
オマケに特典映像の『ワンダフル・ラヴ』
これがまたすごかった！！！
むしろ本編なんかより軽く100倍気持ち悪いんだけど、どうなってるのこの監督σ(^_^;)
