水棲クリーチャーvs気象観測員&灯台守。
雌のクリーチャーを巡り2人の男が対立する様はまるで昼ドラのようで(*´-`)
カエル人間にも地底人にも見える、
この手の怪物ってB級映画にはよくいるよね〜と軽い気持ちで見始めたら予想外に深い内容で複雑極まりない心境になりました。
侵略したのは人間だった!?
そもそも彼らの島だったのに仲間を囲い物騒な武器で威嚇・攻撃する人間に怒りを覚えるのは当然のこと…
無数に現れる怪物が灯台に群がる様子は『ワールドウォーZ』のゾンビを彷彿とさせます。
灯台守の横柄で横暴な態度は胸糞で、
気象観測員のイケメンと雌クリーチャーに肩入れしながら、その淡い恋模様(実際は恋愛感情ではないかも)の行方を見守ったのに、まさかの結末で呆然とした。
戦いを回避する手立てはあったのに。
なぜそれを放棄したのか…
それが戦争、とでも言いたいのか…
映像や特殊メイクも凝ってるしどことなく『The Shape of Water』みのある、考えさせられる良作でした。