交通事故から生還した唯一の女 新天地の教会で働き始めるが、「なにか」が彼女に忍び寄る…
巨大なパイプオルガンの音色が映画全体を覆いつくす序盤、「それ」が教会に現れる平然としたカットが故の、抗いようのない恐怖への恍惚
「試着室」の音と画面の揺らぎに身もだえ
今日あるホラー演出の基礎が全部詰め込まれてるのに何故かジャンル的野暮ったさを帯びないのは、生への執着が希薄なヒロイン像の為か
巨大な廃レジャー施設、そしてあの「舞踏会」
日常の向こう側の虚無に魂が連れていかれる
Jホラーの監督は『回転』の影響を公言しがちだけど、清はこっちでは……?