苦い後味のベトナム戦争からこういう美談のような話は正直好きではない。
国がやらないなら俺たちが残った捕虜を救い出す!
どう見てもアメリカ的な思想だが、役者たちによって物語が救われている印象。
ハックマンが隊長というのもさることに、仲間集めから訓練。
そして捕虜救出の実戦へと続く中で、面白いのは訓練シーン。
6人の戦友たちに新たに加わるパトリック・スウェイジ。
明らかに居心地が悪そうな雰囲気から、徐々に打ち解けていくさまはまるで青春映画のようだ。
この訓練自体が実戦に入るとほとんど活かされてないのは困り者。
とはいえ感動的に作られた最後はひとしおだ。
ちなみに7人の中では爆破担当のフレッド・ウォードがお気に入りです。