追悼ジーン・ハックマンってことで。
ジーン・ハックマン好きなんです。なんとも滋味があって。
未見の作品を探してて見つけた本作ですが、作品としては量産型アクション・エンタメ、テレ東の午後のロードショーでやってそうな雰囲気で、ジーンハックマンを偲ぶには“じ~ん”要素少な目だったかも。でも終盤の彼の演技は“じ~ん”でした。
ベトナム戦争の捕虜で囚われた息子を奪還するために立ち上がる陸軍大佐がハックマン。制作にジョン・ミリアスいるしもうファッキンベトコン、アメリカ万歳の血沸き肉躍る救出劇、「タイタニック」のジェームズ・ホーナーの音楽もぶち上げまくりの戦闘エンタメとなっておりまして自分はチベスナ顔になってまうタイプの作品。
チームを集めるところが七人の侍っぽいからこの邦題なのかな、前半のキャラ紹介と訓練シーンは明るく時にユーモラスで映画らしいワクワクがある。サンシャインラブで踊るシークエンス好き!(自分はこの曲ロゼッタ・ストーンで知ったベイシティローラーズ世代😅)
それにしてもハックマンはこんな危険な任務に人を引き入れるってーのにメチャクチャ偉そうで強引なのです。それは人にものを頼む態度じゃないだろと謙虚なニッポン人としては思う訳ですが、この辺がもうアメリカのオラオラ具合がよく現れているというか。ハックマンはこういう役が似合うのよイヤな奴に見えるけど息子を思う切実さも分かる。
クライマックスの救出劇は火薬量マシマシで見応えあるのですが、どうにも特攻野郎的な軽さが気になるところ。これは80年代という時代のせいかなぁ、とか言いつつ男気を見せられるシーンはしっかり泣いてしまった。岡崎体育似の人よかった👍