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愛と精霊の家のangelicaのレビュー・感想・評価

愛と精霊の家(1993年製作の映画)
4.2
1920年代から数十年に渡り ある家族
を描く。南米チリ・大河ドラマ風味。
圧倒された…
社会の移り変わりに翻弄されつつも、自分を信じる彼らの生き様。
労働者からの搾取、社会主義政権の誕生、そしてクーデター、、チリの20世紀史を軽くおさらいしてから観るとより楽しめる。

キャスト超絶豪華!メリル、ジェレミーアイアンズ、グレンクローズ、ウィノナ、バンデラス、ヴィンセントギャロ✨✨
みんな若いころから圧が強いwwww


サイキック少女設定にびっくりしたが、それはスパイス程度なのがよい。あちらのお話によくあるのね、マジックリアリズム。
それを演じるメリルがみんなの精神的な中心ではあるけど、夫であるジェレミーアイアンズを細かく描写していく。
やる事成す事胸糞男なのだが、パワーオブザドッグと同年代じゃんって思うと そんなもんかも…みたいな…ありがとうパワーオブザドッグ?
そして彼の姉ね!彼女が置かれた状況、彼女の感情、現代と同じだよ
すごいな、すごい。

原作は、作者イサベル・アジェンデの半生モチーフだそう。クーデター時の大統領の親戚、本作アルバの立場。
ジャーナリストもされてたのかな。広い目線でドラマチック、素晴らしいね…

はー-…疲れ切ってしまい、予定してた「白い牛」観に行くのやめた。これ以上しんどいの無理w
音楽もハンスジマーが盛り上げた!
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