MiYA

愛と精霊の家のMiYAのレビュー・感想・評価

愛と精霊の家(1993年製作の映画)
3.0
南米のある国を舞台にした大河ドラマで、ひょっとしたらボルヘスのような幻想伝奇小説の線を狙ったのかもしれませんが、意外なくらいに退屈でした。

主人公の男(ジェレミー・アイアンズ)の立身出世を描く大河ドラマではあるのですが、そもそもこの男が家父長制の権化のような男でイケすかない。彼の妻になる女性(メリル・ストリープ)が超能力者という設定で、ファンタジー又は幻想的な要素を加えるのかと思いきや、この設定がほぼ生きない。なんとも退屈でした。
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