Octobersky

ヒロシマモナムール/二十四時間の情事のOctoberskyのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

最初は、情事の男女の肌が流れたと思ったら、原爆についてのドキュメンタリー的な流れ、フランス人女性と日本人男性の問答がナレーションとして入る
非常に印象的なオープニング

白黒だから表現できる肌の妖艶さが伝わってきてすごい

会話劇自体は嫌いじゃないのだが、正直あまり好みのものではなかった
何度も途中で眠くなってしまいなんとか見切った
特に日本人男性の棒読みのようなフランス語が気になってしまい頭に入ってこない
娯楽作品というより完全に芸術作品
と思ったら57:27のビンタのシーンの演出は完全に笑わせにきてる

結局こういう高尚な作品を楽しむにはまだまだ自分のリテラシーが足りないみたい

ヌーヴェルヴァーグ作品の中でも本作は異質らしい

個人レベルの恋愛の悲劇を、広島とフランスの悲劇に昇華させるという構造は鳥肌モノだが、どうにも描き方が難解
Octobersky

Octobersky