このレビューはネタバレを含みます
序盤は結構あまりのつまらなさに絶望して、なんかコーダとバードマンを足して2で割ったような近年のアカデミー賞が選びそうな映画だなあって思ってたけど、意外と途中から面白くなってきた
人種差別にゲイに障害にポリコレ要素が満載で最初は、はいはいまたこれねって感じだったけど、モチーフであるあの謎の生き物を通して全部孤独という共通点でうまく纏めてたのでこれに限ってはそんな悪いことではなかった
にしても序盤の作り方はほんとにどうにかなんなかったかな
敵役はほんとに不快でこれはまあ監督の思い通りってことであっぱれ
でもなぜか序盤からカラコレも照明もやたらずっと暗いし、すごいジメジメしてるし、汚そうなとこで食事するし不快感マックスな上会話をつまらないのでなかなかしんどい
終盤につれて明るくしてくパターンかなって思ったら、絵作りは最後まで結局ダークだった
途中バス乗ってるときの2つの水滴のショットが一番良かった