mat9215

母を恋はずやのmat9215のレビュー・感想・評価

母を恋はずや(1934年製作の映画)
3.0
似た衣装の大日方傳と三井弘次(秀男)が同じ動作をする。二人の人物が同じ動作をする小津の手癖がとくに際立っている。笠智衆が珍しく反抗的な表情を浮かべるけれど、好漢・大日方の前では赤子同然。大日方傳にシルクハットを被せられる吉川満子。縦縞の着物をまとった仇な姐さんは逢初夢子。公開時のポスターでは大日方と逢初の二人が大きな名前で紹介されている。本牧のチャブ屋で床を拭いている飯田蝶子は登場したときから物語を動かす役割を担っていることが予感される。
mat9215

mat9215