蔵なもし

007は二度死ぬの蔵なもしのレビュー・感想・評価

007は二度死ぬ(1967年製作の映画)
2.5
5作品目にして、遂に舞台は日本へ‼︎

肌がスベスベな東洋人とムフフするためならば、海の底からも蘇る男、ボンド、ジェームズ・ボンド。
いよいよ敵の陰謀も宇宙規模に。暗躍する日本の巨大企業に立ち向かう我らがボンド。
そして、ボンドを手助けするタイガーことタナカに丹波哲郎。ショーン・コネリーを向こうに回し、中々の存在感を発揮しています。

タナカの家で接待されるボンドは温泉で美女に囲まれハーレム状態に。
小池百合子女史が観たならば、中指を立てて「◯ァッキュー!」と言うこと請け合いの男尊女卑。

しかも、任務のために現地の海女さんを妻に娶り日本人になれだあ?しかも忍者の訓練を受けろと⁉︎
そして、見事に潜入したボンドは妻となった浜美枝に主人だと隣人に紹介され「オハヨ、ゴザイマス」……。
中佐、確かケンブリッジ大学で外国語の専攻は日本語だったはずですが……。
ラモス瑠偉氏が観たならば「ふざけんなよ!サッカーに白い歯はいらない!有利です」と言うこと請け合いの違和感。

ラストはタナカ率いる精鋭部隊がボンドの危機に駆けつける!習志野空挺レンジャーかと思いきや、ニンジャ部隊だと⁉︎
ボンドがなんか変なネズミ色のコスチュームに身を包んでいるなと思ったら、ニンジャ部隊の装束なんですねー‼︎

日本に生まれて、よかったー‼︎