ダルマパワー

レイダース/失われたアーク《聖櫃》のダルマパワーのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

インディ・ジョーンズ映画第一作目を初視聴。アジア系の男の子のイメージがあったけどそれは2作目だったのか。

冒険に次ぐ冒険、試練に次ぐ試練に2時間ぶっ通しでのめり込めた。考古学的な歴史遺産の発掘にオカルト的要素が混ざり、それだけでも面白かった。そこに軍事的要素や、考古学者通しの争い、ヒト対ヒトが入り、とにもかくにも事件の連続。インディの間一髪で危機を乗り越える様子はカッコいいし、逞しい大柄男とも喧嘩できる力と心意気もダンディー。

これは少しイヤらしいけど、主人公なら生き残るだろう、という究極的な部分での安心感があるから、ハラハラするけど、楽しく見られた。

ハ虫類的な気色悪さや、人体がもげるエグさはジュラシックパークやジョーズに通じる監督ならではと感じられる。

猿や蛇など動物が多く使われていたり、疾走中のトラックの下をもぐるアクションがあったり、遺跡や砂漠、海など壮大な舞台を使ったり、

時代を通り越して、ものすごい大掛かりでチャレンジング。すごい。

アークが開かれて人々が殺される様も、いい意味でぶっ飛んでいた。発想もすごいし、それを表現する特殊効果もすごい。チープさがない。

いい監督に共通するのはこういう創作意欲なんだろうなと最近思い始めている今日この頃。
ダルマパワー

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