拓馬

レイダース/失われたアーク《聖櫃》の拓馬のネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

スピルバーグ氏の自伝映画「フェイブルマンズ」を観た直後だからか、地面の凹凸部でグロシーンを覆い隠すカメラワークの発想、絶命を暗喩する血飛沫の飛ばし方、実弾かと見紛う程の銃撃シーン、細部にまで拘りを感じられる撮り方に思わずニヤついてしまった。

80'sの映画なので中弛みもあったが、随所に「飽きさせたくない!」という監督の気概を汲み取れたので、退屈する事なく最後まで楽しめた。

耳に馴染みの深い音楽にもどこかノスタルジーを感じてしまい、上記要素が相乗して心地良い読了感に包まれる作品だった。
2024年の今だからこそ観て良かったな。
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