ちろる

ボーイズ・ボーイズ/ケニーと仲間たちのちろるのレビュー・感想・評価

3.5
親友との冒険
いじめっ子のほ喧嘩
大胆すぎる悪戯
甘酸っぱい初恋

少年時代の愛おしい時間たちコラージュ。
ストーリーというほど一貫性はないけど、スケートボードで住宅街を勢いよく走るカメラワークがとても生き生きしていて、何もかもがテンポ良く、見ていて気持ちのいい青春賛歌。

この主人公のケニー役は、なんと2500人のの候補から選ばれたらしい。
彼の最初で最後の映画らしいのだけど、そんな風には到底思えないほどの瑞々しい笑顔が印象的。
アルバムのページをめくるみたいに覗き見れる様な70年代の少年たちの等身大の日常の風景を、思う存分見せてくるこの映画の事は何年かしたら忘れてしまうかもだけど、
もう一度観たとしても同じように楽しめる気がする、そんな作品。
この時代に少年時代を経験して、アメリカに憧れを抱いた人たちにとっては多分また違った感動があるんではないかなーと思います。
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