ちろるさんの映画レビュー・感想・評価

ちろる

ちろる

2017年1月〜スタート。独特な世界観を持った作品や、作品に愛や魂が込もっているものが好きです。採点はやさしめな方かも。

(レビューを書いている方にはフォロバしています^_^)

デーヴ(1993年製作の映画)

4.0

テンポよし、キャラクター設定よし、プロットよしでめちゃめちゃ面白かった♪
こんな事現実にはありえないと思いながらも、デーヴみたいなユニークで、ハートフルな人がアメリカの大統領の替え玉になってくれるなら
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ブルックリン(2015年製作の映画)

4.4

50年代の街並みの美しい映像と、バランスよく考えられた衣装の配色の秀逸さだけでも一見の価値があるおしゃれさなのに、内容もテンポ良く、台詞も全てが粋で、観た後もじんわり静かに胸を打つ秀作でした。

故郷
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ナラタージュ(2017年製作の映画)

3.4

予告編を観た時に多少は予想していたつもりけど、松潤を演じた葉山先生が予想通りに駄目男でイライラ、、、多分個人的に大嫌いなタイプの男なんだと思う。
被害者意識満々で出会う人を高い確率で不幸にする、そんな
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オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

4.2

現実と幻想的なシーンが交差する、まさしくマジックレアリズム的な映像詩は今も健在!
始まりからアップテンポに炸裂するエミール クストリツァなりの今回の人間讃歌もやはり強烈でした。

内戦が日常化して銃弾
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.7

盲目マッチョ最強老人VS 浅はかすぎる男女3人
確かに低予算だが、迫り来る恐怖、そして緊張、緩和の連続で人の心理を見事に恐怖に陥れる映像はアメリカで注目されたのも頷けるパニック映画で、ビビりの私がもし
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ショコラ(2000年製作の映画)

4.2

北風が吹くころ、フランスにあるグレーがかったとある村に赤ずきんを被った奇妙な母娘2人が舞い降りた。
よそ者たちを一切受け入れず、埃がかったような暗い街並みにぱっと華やかな色合いのショコラティエが開店し
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ドリーム(2016年製作の映画)

4.8

ほんとうに丁寧に作られてると感じる作品。
ストーリー、脚本、演出、エンターテイメント性そのどれもがぐうの音も出ないほどに上手く組み合わさって、よくぞここまでのエピソードをバランスよく無駄なく、しかも分
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わたしたち(2016年製作の映画)

4.1

瑞々しくて残酷。
そんな少女だけの世界にとことん入り込ませてくれるカメラワークにまんまとハマり、いつのまにか私も小学校四年生の女の子に戻っている気分にされられた韓国版是枝作品といった印象。
ミサンガ。
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トワイライト ささらさや(2014年製作の映画)

3.3

折角の新垣結衣なのに、彼女の可愛さが全然生かされてないし、大泉洋も霊体なので、語りのみで演技するシーンが少なすぎて若干無駄遣い感が強いくてなんか、勿体無い。

亡くなった旦那がいきなり他人の身体に乗り
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ウエディング(1978年製作の映画)

3.7

豪華な教会のオープニング。上品そうな話だとおもったけど、初めから若干コメディ?ってな感じが見え隠れしてくる。
そして思った以上にカオス。いや、完全にカオスな結婚式に発展していき、アルトマンの描く「こん
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あやしい彼女(2016年製作の映画)

3.9

韓国の「怪しい彼女」も割と面白かったけど、多部未華子が最高にキュートで役柄にぴったりなので、こちらの方が好み。
ストーリー展開もほぼほぼ同じですが、小林聡美さんの設定が韓国版にはなくて、あちらはプロデ
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アイデンティティー(2003年製作の映画)

4.0

豪雨によって道路が冠水して連絡手段さえも遮断されたモーテルに集まる男女11人。
赤の他人だったそれぞれが少しずつ繋がってくるエピソードの見せ方も、11人のキャラクター設定も非常に分かりやすく、しかも、
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スキャナー 記憶のカケラをよむ男(2016年製作の映画)

3.3

個人的にお気に入りな作品も多い古沢良太さん脚本ですが、こちらはうーん、、、評価が低いのも頷ける。
映画としての旨味があまりない、2時間ドラマ的な印象を受けてしまいました。
といっても脚本が悪い感じはな
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夏の嵐(1954年製作の映画)

3.9

高貴で美しく着飾るアリダ ヴァリが、髪を振り乱して般若のような醜い女となるまでのヴィスコンティが描くメロドラマのような人妻不倫の物語。

イタリア人中年の公爵夫人と若きオーストリア中尉と紡ぐ美しいとは
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男はつらいよ 望郷篇(1970年製作の映画)

3.9

私は男はつらいよをあまりにアットランダムに観てきたようで、初期の男はつらいよがお初でした。
おいちゃんが1代目の森川信さんで、なんかめちゃめちゃ新鮮!(初期から観てる方にしてみればこちらが本家でしょう
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.9

お願い。一人称の魂を何度も殺さないで、、。
犬猫そのほか動物飼ったことなら必ず経験する悲しい別れ。
輪廻転生なんて本当にあるかわからないけど、動物には生まれ変わりがあってほしい!
そんな別れを経験した
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淵に立つ(2016年製作の映画)

4.0

スタートから、もう嫌な予感しかしない。
楽しいシーンなんて1つもない。
どんよりした雰囲気がへばりついてくるようで、嫌な気持ちになるのにもう見届けるしかない。そんな感じ。
浅野忠信の気味の悪さは抜群だ
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.9

アウトローで不道徳で悲劇的。
アメリカンニューシネマの先駆的作品の中でも抜群にスタイリッシュで独特なカメラワークも魅力的な作品。
「BABY DRIVER」を観たら何故かこちらをまた観たくなってしまっ
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神のゆらぎ(2014年製作の映画)

3.8

静かで、でも淡々とはしていない。
わずかな気の緩みさえも許されることはないようなどんよりとした緊張感の中で話は進む。
白血病を患ったエホバの証人の信者の青年と看護師である婚約者。
腸の中に麻薬のカプセ
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.1

國村隼さんが出演という以外、全くの前情報なしで新感染を観た勢いで韓国映画のこちらを鑑賞してみましたので、こんなにオカルト感と宗教と呪術とか民族感とかが混沌と入り混じりここまでエクソシスト色強いとは、、>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.1

息できないほどの緊張感。しかもこんなに泣いてしまうとは全く思っていなかった。
ゾンビ映画とかパニック映画とか全然好きじゃないし、何よりも邦題のタイトルダサすぎるけど、あまりにも、あまりにもフォロアーさ
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ユリゴコロ(2017年製作の映画)

4.0

2、3年前に個人的に沼田まほかるさんブームが来てて、彼女の小説を一気に色々読んだのですが、中でも一番好きだったのが「彼女がその名前を知らない鳥たち」で2番目がこちらの「ユリゴコロ」まさかほぼ同時期にこ>>続きを読む

奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(2017年製作の映画)

3.9

期待してなかったけど、かなり笑いました!!
モテキ大好世代の私としては、そうそうこんな感じ!ってな感じの大根さんらしさがありました。

そもそも期待してるほど、奥田民生は物語に影響ないし。キスシーンが
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ガープの世界(1982年製作の映画)

3.9

男に支配されることを極端に嫌い、突拍子も無いカタチで子供を授かりシングルマザーとなった女性ジェニー。
そんな自立心が強くて独特な感性を持つジェニーと彼女に育てられたガープの人生を描いた物語。

人生を
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ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

3.7

ヒトラーだけの最期の話というわけではなく、全面降伏までのヒトラーの側近たちの含めた群像劇。
ブルーノ ガンツ演じたヒトラーは今までま数々の役者が演じてきたような圧倒的な支配者といて側面ではなく、ソ連に
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きっと、いい日が待っている(2016年製作の映画)

4.7

初めは彼ら兄弟の手の中には何もなかった。
むしろあるのは絶望だけだった。
しかし守るべきものがあって、叶えたい夢があればその絶望でさえもたった一歩の勇気に変えることはできるのだ。

理不尽な辛いストー
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世界でいちばん美しい村(2016年製作の映画)

3.7

2015年ネパールで起きた大地震の震源地ともなった小さなラプラック村に報道カメラマンである石川梵氏が村人の生活に密着しながら描いたドキュメンタリー作品。東京写真美術館にて鑑賞。

私はネパール大地震の
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

3.4

残念なことに私は全く物語の世界にに入り込めなかったです。
人間だけにしか持てない愛という存在について、そして概念という荷物をあまりに沢山背負って重くなっている現代人の姿をわかりやすく描いた、内面的な部
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.0

当たり前ですが、、戦争は嫌いです。ほんと大嫌いです。
そんな私が突然訳も分からないまま戦場に放り込まれました。
後ろ見ても敵に追いかけられて、空からも敵の爆撃、船に乗っても追撃といつ来るかも分からない
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

4.1

私たちはみんな空っぽの器なのかもしれない。皆見たいものだけを見るし、信じたいものだけ信じて終わりにすることもできる。

手、嘘、十字架、カナリア。
じわじわと染み込むようにキーワードを散りばめることで
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クーパー家の晩餐会(2015年製作の映画)

3.7

とある家族のクリスマスを通した群像劇。
割と印象に残る台詞もいくつか出てきてアメリカ版ラブ アクチュアリーみたいな印象です。
アメリカ特有のちょつ押し付けがましいクリスマスの愛の物語だと思ったけど、実
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ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

4.0

ダイアン キートンとモーガン フリーマン。2人のベテラン役者を主役にして良作にならないわけが無いよね。
ストーリーとしては何のことはない、とある老夫婦が長年住んでいたアパートの部屋を売りに出す話なんだ
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

4.1

ドイツ人にとってヒトラーの存在ってもっと、ブラックホールなのかと思ってたからはじめは滑稽なヒトラーの姿に一体どんな気持ちで観ればいいのか分からなかった。
たまに目線が入るドキュメンタリー風?映像もあり
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エレファント・マン(1980年製作の映画)

4.6

私は未熟者なので、最初から最後まで綺麗にまとまった作品に惹かれてしまいがちだけど、そういう意味ではこの作品はその類ではなく、ただこの憐れなエレファントマンのために泣くだけでは到底心の浄化はできないほど>>続きを読む

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.7

ワンダーウーマンを演じたガル ガドットお美しすぎる。逞しい身体なのにどんな衣装でも似合うって最強です!
この完璧なシルエットをこの作品のために作り上げたのかと思いきや、彼女、昔はイスラエルの女兵士だっ
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ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

3.8

ずるいよ、ボブ。そんなのずるい。
そんな言葉を声だして言いたくなるような映像の数々。
ノンフィクションということでどこまでが本当にあったことなのかは分からないのですが、ヘロイン中毒者だったジェームズの
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