普通の親子関係ではなかった
闘いだった
親は少なからず自分の子供が王道であれと願う。
しかしこの原作者はいわゆる母の望む子供になれなかった。
ゲイである自分を認められない親を憎んだが同時に、自分と同じく「普通」とは違う子供に家族がどう関わるかを知りたくなった。
LGBT、ダウン症、低身長
障害は悪だ治すべきものと社会が叫ぶ中、当事者たちはありのままを受け入れてほしいと願う。
作者の母は彼を完全に受け入れる前に亡くなった。
そのことがずっとしこりのように残っていたが、たくさんの親子を見つめて、知ったこと。
それは、欠点に思い悩みながらも多くの親は子供を愛している。
少なくても愛そうと努力をしている。
そのことを知って、彼はしこりから少しずつ解放された。
普通じゃない彼らだから出会えた愛こういうのもあるんだと認識する。
いろとりどりの人生
いろとりどりの気持ち
そこから生まれるのはいろとりどりの愛
さまざまな人生でかたまりがだんだんと溶けていくように、作者が救われていくのを祈っていた。