Denkishino

グッドフェローズのDenkishinoのレビュー・感想・評価

グッドフェローズ(1990年製作の映画)
4.3
自分で勝手に名付けていますが、スコセッシの「グッドフェローズ流」の原点。また観たくなって、多分3回目。
スコセッシも自身でこの作品の流れ
「ナレーション、音楽、早い場面転換」を気に入って「カジノ」を。近作では「ウルフ・オブ・ウォールストリート」で、この手法を使っています。どれも「実際の人物、あった出来事」というのも共通点ですね。原点だけあって、構成は流石。有名なレストランの長回しシーン。法廷でこちらに語りかけるシーン。前半ジョー・ぺシはキレまくり。怖い。最早「ホームアローン」の泥棒が別人にしか見えない、キレまくり、殺しまくりのジョー・ぺシのほうがしっくりくる始末。後半、流石のデ・ニーロは黙ってイラついてる感じが怖いんです。レイ・リオッタが人間臭くて、小物っぽいのも良く、ギャングになりたかった訳で、そのボスになりたかった訳では無いんでしょうか。数あるギャング映画、秀作だと思います。ラストも良い。
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