写真家ボビーのところへ幼馴染の訃報が届いた。ボビーは11歳の頃を思い出していた、幼馴染のサリーとキャロルと過ごした日々、ボビーの家の2階に越してきた不思議な力をもつ、テッドとの交流...
原作はスティーブン・キングの小説・未読です。
ボビー少年とテッド(アンソニー・ホプキンス)との年齢差を越えた友情、少年の“心”の成長映画。
アンソニー・ホプキンスさんの、
優しく、どこか不思議な役は素敵でした!本当に特別な能力があるのではないか?と思わせる“目”をもっていますよね...すべてを見透かされているような(...某博士役もですが)
ボビー少年とキャロルの可愛らしい恋模様も、体験していないけど、ノスタルジーを感じる世界感が良かったです。
キャロルの為に、立ち上がるボビー少年の勇ましさに...劇中には出てない“父”の影を感じます。
冒険心や浪漫をもっていた少年時代は“アトランティス”が実在していたと信じていて疑わなかったあの頃...それも時が経って忘れてなくなってしまう...でもあの頃に体験した事や気持ちは“心”に残っているものだと教えてくれる作品でした。
ボビーのお母さんに少し憤りを感じつつも、時代背景や葛藤が垣間見えたりはするので...複雑な気持ちをもってしまいます💦
そっか...ボビー少年はアントン・イェルチンさんだったんですね...最近フォロバさんの『オッド・トーマス』のレビューで亡くなっていた事を知ったはがりでした...凄く残念です。