このレビューはネタバレを含みます
税理士のジーン・ワトソン(ジョニー・デップ)は、突然現れた二人組に娘を人質に取られしまう、娘さんを助けるには、州知事を殺すこと...。
友人にオススメされてた作品。
実際の時間と劇中のタイムリミットとの、時間経過がリンクしていて、最後まで緊張感がありました。
緊張と緩和が数分間隔で襲いかかり、明かされていく“黒幕”や葛藤、そして手を貸してくれる仲間が増えていく程にドキドキが重なってきて...無駄なモノがすべて削ぎ落とされたような“サスペンス”で主人公同様に落ち着く暇がない!!
現在だったら、GPSだったり盗聴器を使うのだろうが、時代的にそういつた道具を使わずに、常に主人公の近くでマークしていて、見張り、脅してくるあたりは、視聴者にも後から“銃”を突きつけている感覚に陥らせますね!
ラストもどこか、喉元にシコリが残る感じがたまりませんね...
これは良いサスペンス映画でした!ありがとう!
...私の気の所為かもですが
ワトソンを常に監視しているスミス(クリストファー・ウォーケン)との会話で『俺がとある陽気で赤ら顔の男が好きだったんだが...今はもう会えないんだ。どうしてか分かるか?』『お前が殺したんだろ?』(...うろ覚えで、すみません💦)
そして、最後にスミスを撃った時に、ワトソンの顔がどこか赤みを帯びていたような気がして...あれ?憑依した?って思ったんですが...さすがにそんな事ないですよね💦