ウォン・カーウァイ初履修!赤と緑。ルックブックのような衣装と絵作りと、常に物陰や鏡越しに覗き込む密やかなカメラワーク。ソール・ライターみたい。顔が映らない隣人は秘密の関係性。その演出が完璧に合ってる。くすみグリーンの食器、ピンクの麻雀牌、狭い廊下と階段。挿入音楽とop、edがまたよい。
人の動きや言動などで気になる1960年代の香港の姿。日本は高度経済成長、最初の東京五輪の頃か…すぐに歴史を調べたし「懐旧電影」という言葉も学んだぞ!
50年後に「令和って激動でやばかったな」っていっぱい映画できるのかな。それ見た時自分はどう思うんだろう。