峰不純子

デモンズ3の峰不純子のレビュー・感想・評価

デモンズ3(1989年製作の映画)
3.2
ン十年も前に当時観て、久しぶりの再見。
ミケーレソアビ監督の「アクエリアス」が大好きで、改めて監督テイストを確認してみたくなり本作を再見してみました。

当時はいわゆる「デモンズ」としての面白さを求めて見たのですが、肩透かし…。
それとは関係なく勝手につけられた邦題という、“ホラー好きなら身をもって知っていく事”を教えてくれた一作でしたw

遥か昔に魔女狩りと称して村人達を虐殺した騎士団は、殺した遺体を埋め、その上に教会を建てました。
時は現代に移り、その教会に赴任した新たな司書が図らずも封印を解いてしまい、建築家の仕掛けにより教会は閉鎖され、中の人々は悪魔に憑かれていくという…。

1、2に習えば、教会内でデモンズと化した人々との攻防が繰り広げられるんでしょうけど、今作は憑かれた事が今ひとつ判然としないような感じで、あからさまにおかしい人もいれば、そうでもないような人もいてモヤモヤします。

あの二人の男の子らはどうなったのかとか、他の子達は最終的にどうなったのかとか…微妙に見せてくれない部分も多く、物足りなさも感じます。

でもその物足りなさがある意味今作の魅力なのかもしれないですww

ラストに出てくる人体で作られた悪魔ヘッド(初めて頭と分かりましたw)の真ん中の人がいい脚の動きをしているww
峰不純子

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