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ペーパーバード 幸せは翼にのってのchipのレビュー・感想・評価

4.0
1930年代のスペイン内戦当時

戦時下でも懸命に日常を生きていた喜劇役者ホルヘと、仲間たちの話。
空爆で妻と子を亡くした彼は、変わり果てて生きる気力も失せたように見えたけれど...毎日食べるものにも困る中、相棒エインリケと新しい芸を考えている様子、ねっからの芸人なんだね。
ユーモアは忘れないふたり。
家族に恵まれない子供ミゲルが弟子入りして3人の共同生活。
ホルヘはミゲルに厳しくするけれど...やはり次第に情がうつり...
芸も3人でするようになって...ほほえましかったなぁ。

ペーバーバード
ミゲルが作ったものを、彼の母にあげたホルヘ。
駅で、ミゲルの手からこぼれ落ちた悲しいシーン。あと少しだったのに。


舞台であがらないようにするおまじない
「クソ、クソ、.....」
7回唱える。
そしてホルヘの好きだった歌を歌って。
ホルヘがやっていた通り、大人になったミゲルがやっていました。
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