ブラックホーク・ダウンのマーティンルイスのレビュー・感想・評価

ソマリア内戦に派遣された米軍の実話

戦地で生きる米軍を鼓舞しつつ、内戦の混沌と殺し合う悍ましさが迫りくる。登場人物が多いため状況把握が困難だったが、現地ではより困難を極めると思うと、ひたすら恐ろしくなる。「戦争が好きなのか」「ヒーロー気取りか」と問われる中で、本当の地獄を知る者こそ家族を守るためにひたすら戦い続ける様に、人間の強さと愚かさを垣間見た。

迫力とスリルを演出し、戦場の恐怖を描いた作品。