アメリカン・ニューシネマの作品なのだそう。後味がちょっとそんな感じだけれど、やや異色な印象。
アメリカの裕福な家庭の息子ハロルドが主人公。家族との縁が薄く、厭世気質で常に自殺することを考えている。
モードは79歳。(もっと若く見えるけど)彼女の存在が謎めいていて、おとぎ話の様な味わいになっているのだと思う。
若者のハロルドが老人の様な生気のない表情。一方モードは若々しく生きる気力に満ちている。
予想では歳の離れた男女の友情物語と思いきや、愛と生と性と死の話だった。
ラストシーンは好き。
5月はちょっと忙しくて、映画鑑賞数が減ってしまった。6月はもう少し観たい。