apple

Mのappleのレビュー・感想・評価

M(1931年製作の映画)
4.0
自分を省みず、みんな犯人を死刑にしようとする集団心理が一番怖い映画

犯人の命乞いのシーンで『刑法第39条』を観た時と同じ気持ちになった。
法に裁かれる方が幸せな時もある。
ピーター・ローレの演技があまりにも狂気めいていて良かった。目がやばい。

風船が電線に引っかかっているだけで女の子が殺された事を表すシーンが怖かった。直接的に人を殺すシーンは無いけれど、人間の怖さを感じるには十分な映画だったと思う。

エドヴァルド・グリーグの山の魔王の宮殿にての口笛
apple

apple