Mのマッキーのネタバレレビュー・内容・結末

やべぇーーー！！！！面白すぎる！！！！！！！！
1931年のミステリーサスペンスだけど、内容は全然今でも通じるどころかそれを超える。警察と犯罪者のお話かと思いきや、マフィアが出てきて更に話は深くなっていき、犯罪者が犯罪者に対して「お前らもそうなんだろ！！」と叫ぶシーンが皮肉。
最後の裁判のシーンはあまりにも傑作。
様々な視点から物事が語られ、最後は本当の裁判所で判決がつく前にシーンは暗転し終わる。
ここでの有罪/無罪は一番の問題ではない。
子を失った母親からの目線、集団心理、犯罪者の人権、強迫概念からの行動、その他のもっと人間の本質に対して目を向けることがあるはずだという脚本の問いかけが視聴者に刺さる。