殺人事件、警察の大捜査、それに迷惑を被る犯罪集団の動き、手がかりと追跡、包囲網、心神喪失による刑回避の是非と私刑、そしてラストの母親たちの嘆き……と実に多くの要素が描かれるスリラー。
犯人探しを楽し…
ピーター・ローレの目玉がギョロギョロする映画。
面白いと同時に、ものすごい危険さを感じた。
もし犯罪者が心神喪失者だったらという現代でもセンセーショナルな論争に対し、映画が終わるギリギリまで「私…
ミステリーかと思いきや社会派作品だった。
影を使った演出などカメラワークが秀逸。
BGMとかがないので、犯人の口笛の“山の魔王の宮殿にて”がとにかく印象的。
テーマも重いというか、刑法39条につ…
これが100年前なのすごいな
お母さんの料理しているところから娘が居なくなって不安で気が狂いそうなところに感情移入した
影で犯人を見せてくる感じと口笛が良かった
風船渡した盲目の人が出てくると思…
連続少女殺人犯ハンス(ピーター・ローレ )を追い詰める警察と犯罪集団の話。
どの人物も、ドイツ語のその喋り方や存在が独特で強烈。映像も。
警察が無能でほとんど機能せず、犯罪集団…
ピーターローレ目的鑑賞
結構見応えあって面白い!!
少女殺人事件がおきて、その犯人役がピーターローレなんだが、、多分二重人格の話?
最後の裁判では、死刑にしろって言ってるけど、その集団たちも犯…
流石「メトロポリス」を撮ったフリッツラング監督。少女誘拐、猟奇快楽殺人、二重人格、刑法39条といったテーマを約100年前に提起していた先進性が凄い。ただ、やはり古い映画なので、最後の唐突な進行など気…
>>続きを読む最小限の台詞と音楽で、ショットの力だけでこれほど物語を表現できるのか。90年以上前の作品に感動できることに驚いた。狂気の演技はまったく古びていない。
終盤の私刑に関するディスカッションは、始祖にし…
とんでもなく恐ろしい映画だった。
第二次世界大戦直前、そしてホロコーストへ突き進んでいく直前のドイツ社会を描いているわけだから、とにかく暗い。
そして、連続殺人犯が世間を騒がせているわけだから、…