内臓マン

十三人の刺客の内臓マンのレビュー・感想・評価

十三人の刺客(2010年製作の映画)
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初心者百七十八作品目!!!

【概要】
レンタルビデオで視聴。
初時代劇がこれになるとは…😅

【感想】
男たちの信念がぶつかり合う、超血みどろ激アツ時代劇!!!

とにかく演出が秀逸すぎました。
序盤からヴィランの極悪非道っぷりを三池崇史の画(衝撃も衝撃)で見せてくる訳ですからまあ先が気にならんわけが無い!

侍同士の因縁、サブキャラの人間描写など…、色んな見せ場を含みながらやっと来たぞ決戦!
…と言った内容。

個人的に決戦系は面白くないわけないと思ってるんですが、本作は期待以上でした。
というのも、
「うぅ〜ん、、、大丈夫か!?(面白いのか?)」で決戦が始まっちゃったので…(笑)

面白かったんですけど。(結局)

なんたって決戦の流れが最高ですよね。
長いからこそ面白いというか、そういう描き方。
段々と血みどろになっていく戦場、泥臭くなっていく戦闘…、どれをとってもカッコよすぎる…!

そして男たちは何故戦うのか。
ながら見もいいですが、そういう所にも注目するとより本作を楽しめると思います。
それぞれの侍魂がぶつかり合う様を見てるとやっぱり心打たれるところがありますね。

個性豊かなキャラクター達も魅力的でした。
吾郎ちゃんは色んな方が散々語っているくらい怪演でしたし、松方弘樹さんもめちゃくちゃ良かったです。
やっぱり主役を立たせるのが上手いし、いるだけで様になりますよねこの方は。
個人的にめちゃくちゃ良かったのはなんかあの「山の人」???(笑)
爺さんを掘った人が良いコメディリリーフとして機能していました。
エンタメとして見やすくしたのもこの人でしょうし、尋常じゃない働きをしてますよねー。

ただその一方…、なんとなく異物感が凄いんですよね(笑)
でもそれが個人的に良かったんですよね!(なんやねん)
三池先輩やってんなーなんて思いながら見てましたはい。

やってんなーな箇所も所々ありましたけど、まあ僕は三池作品を見に来ていたので、OKです。

時代劇苦手だけど面白い映画見たいよって方、男の熱さを感じたい方は是非是非の是非。

何回も見たいぐらい好きな映画でした!

【終わりに】
あと三池監督で有名なのってなんだ…?
「クローズZERO」とか…?
あー、「初恋」見てみたいなー!
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