午前10時の映画祭にて。
監督であるボブフォッシーが、死期を感じて自伝的に製作。
振付け師と映画監督であるジョーギデオンは独特の感性を持ち、仕事に情熱を燃やす。
ミュージカルでは、人選から構成、舞台演出まで主催者側と戦いながらもわが道を突き通す。
監督としては、コメディリサイタルの編集に力を注ぐ。
「さあ、ショータイム!」で1日が始まる。
だが、ある時身体の調子に不安を感じて、そこから白い女が現れる。
それから、元々女にだらしないジョーの夢とも現実とも解らない映像が・・。
当時、ロイシャイダーが好きで作品を見たのですが、あんまり良く分からなかったです。今回もやはり?でしたが、自伝的作品の背景を知ると、壮大な夢と現実のマッチングで理解出来ました。
途中、ジョーがベッドに横たわってる横で、やはりジョーが語りかけるシーン、自身の死ぬ寸前をスタジオでショーを繰り広げるヤマ場が感動的でした。
後で、映画サークルの皆さんと話し合いましたが、あの白い女は、天使だったのか、死神だったのか・・。