ナウ

ONCE ダブリンの街角でのナウのネタバレレビュー・内容・結末

ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

気持ちのこもった音楽の力は本当に大きい。
人の心を動かし、色々な問題を解決していく。
ただ話すだけでは話したくない、話せないことも歌になら乗せられるし、同じように問題を抱えてる人の心を動かせる、銀行員から融資を受けることもできるし、やる気のない音響監督を仲間に引き込める。

その音楽の力が過去の気持ちも紡ぎ続けるせいで、本作の主人公とヒロインは気持ちを切り替えて新しい相手を選択してもいいような場面でも、過去の相手への気持ちを忘れることができなかった。

楽曲に、歌に心が乗り、気持ちに訴える程の力があったゆえに2人は結ばれなかった。

結果はどうあれ、音楽には大きな影響力があるということを感じさせる映画だった。


曲の雰囲気がすごく良くて好き。
ホームビデオ感からか終始切なさを感じた。

いくつになっても本気ではしゃげる大人になりたいです。
ナウ

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