アキラナウェイ

シャフトのアキラナウェイのレビュー・感想・評価

シャフト(2000年製作の映画)
2.9
テーマソング、アバンタイトルからして、もう!!
何だこれ!?

♪〜
Who's the black private dick
黒人の私立探偵って誰だい?

That's a sex machine to all the chicks?
セックス・マシーンといわれる男

(Shaft!)
(シャフト!)

You're damn right
その通りさ
〜♪

この、Shaft!の合いの手がクセになりそう。

なるほど、70年代の「黒いジャガー(原題:Shaft)」のリメイクだからか。音楽もレトロな訳ね。

キャッツアイがレオタードで踊り出しそうだ。
trfが「Overnight Sensation〜時代はあなたに委ねてる〜」を歌い出しそうだ。

狙っているのかどうかは別として、全編通じてTVドラマ的。

ニューヨーク市警のジョン・シャフト(サミュエル・L・ジャクソン)は、事件解決の為なら手段を選ばない。市内の高級バーの前で黒人青年が殴られて死亡する事件が発生。ウォルター・ウェイド・Jr(クリスチャン・ベール)が容疑者として逮捕されるが、不動産王の父の力で呆気なく保釈されてしまう。2年の歳月が流れたが、シャフトはウォルターへの執念を燃やしていた。

19年前のサミュエル・L・マザファッカ・ジャクソン。若さ故に肌艶は良いが、黒のレザーロングコートを翻す姿はニック・フューリーその人!!この人変わらないなぁ。モーガン・フリーマンも歳とらないし、どうなってるのハリウッド?

小憎たらしい金持ちのボンボンを若かりしクリスチャン・ベールが好演。

しかし、前述した様にストーリーはTVドラマサイズ。
1週間もすれば忘れてしまいそう。

警察のバッジを捨て、私立探偵となるシャフト。

何故今Netflixで更なる続編を配信したんだろう?
えっと、面白くなるんだよね?
この作品の真価は続編で確認するしかなさそう。

それにしてもテーマソングが出オチ過ぎる。
テーマソングだけは嫌いになれない!