映画好き大学生の独り言

007/オクトパシーの映画好き大学生の独り言のネタバレレビュー・内容・結末

007/オクトパシー(1983年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

007版インディー・ジョーンズ!
そもそもインディーって、スピルバーグが007を撮りたくて撮った映画。だから007要素が散りばめられてた。

序盤でいきなり捕まるも、ボンドに銃を向けてる見張り2人が隣の車のミニスカートの女性に目を奪われ、ボンドを逃し、車は事故。小型飛行機で逃げるシーンの迫力はOK!ガソリンスタンドに不時着後、「レギュラー満タンで!」には笑った。

マネーペニーには助手が

ボンドはオークションで国家の持ち物を50万ポンドまで釣り上げ、フェイクとすり替える。

蛇を操るための笛で007のメインテーマを吹いて「良い曲だ」と自賛するボンド。笛吹が蛇嫌いなのはインディでオマージュ

白スーツ、ギャンブルをイカサマで儲けてる、サイコロ握り潰すほど怪力な用心棒は『ゴールドフィンガー』オマージュ

カジノシーンで「ボンド、ジェームズ・ボンド」

トゥクトゥクでのチェイスでは何故かラケットで応戦。ポスターで道を隠し逃げ切るのは『レイダース』でオマージュ

Qのトグロを巻いたロープが上り棒になる装置、『レイダース』を彷彿とさせる針のついた扉に挟まれる罠、マイクロフォンの付いた卵、時計で受信できるGPSと盗聴器。時計で生中継できるメカでは女性の胸をドアップで笑

食事のシーンは『魔宮の伝説』そのまま!羊の頭、美味しそうに目を食べるホスト…

鉄を溶かすペンで脱出。もっと解けても良いんじゃないの?

逃走途中に蜘蛛の巣に絡まる&ツタで川に飛び込むのは『レイダース』でオマージュ

カーンのチャイナ風の服は『ドクター・ノオ』オマージュ

模型ワニの中に入って泳いで近づくのは『ゴールドフィンガー』のカモメ

宝石にボンドが映ってバレてしまうのは『ゴールドフィンガー』オマージュ

パトカーとのカーチェイスで車が斜めになって走るのは『007は二度死ぬ』オマージュ

パンクしたタイヤのホイールがレールにフィットし、線路を車が走行するのはびっくりした。車から列車に飛び乗ったり、列車の上でチェイスするのは『最後の聖戦』でオマージュ

密輸中の列車でマッサージを受けるのんきなオクトパシー


ユニオンジャックの気球。『私を愛したスパイ』のパラシュートもそうだけど、敵組織のいるところでわかりやすいの使うなよ笑

ロープで窓突き破って部屋に入るのは『最後の聖戦』でオマージュ

馬から飛行機に飛び乗るのは『トイストーリー2』でオマージュされたのかな?そこから飛行機の羽にしがみつくのは『M:I/ローグネーション』でオマージュされてる

ストーリーテンポが悪く、2時間10分も要らない。ツッコミどころはあるものの、56歳のロジャー・ムーアのユーモアが衰えておらず、カッコいい。

■鑑賞記録
▷2021.09.10
[Amazon Prime Video]