ゴン吉

007/オクトパシーのゴン吉のレビュー・感想・評価

007/オクトパシー(1983年製作の映画)
4.0
イギリス諜報員で殺し屋でもあるジェームズボンドの活躍を描いた007シリーズの13作目。
主演は3代目ボンド役のロジャー・ムーア。モード・アダムス、ルイ・ジュールダン、クリスティナ・ウェイボーン、カビール・ベディらが共演。

東ベルリンでピエロに扮したイギリス諜報部員009が偽物のイースターエッグを手にしたまま何者かに殺される。
この任務は宝石作戦と命名され、007ことジェームズ・ボンド(ロジャー・ムーア)が真相解明の任に着く。
宝石密売組織を調査していくうちに、ソ連の将軍が企てた核戦争にもつながる陰謀が明らかになる....

ジェームズ・ボンドがインド・デリーやサーカス列車を舞台に大暴れ。
本作はボンドがコミカルにジョークを連発するのが特徴的。
「悪銭身に付かず」「ペンは剣よりも強しだ」
インドならではの大道芸を利用した格闘戦が繰り広げられ、ゾウ、トラ、ヘビ、ヒル、ワニとも対決する。またタコをはじめ、サーカスの様々な曲芸動物まで登場する。
終盤では、オクトパシー配下の美女軍団も活躍する。
ボンドカーは登場しないが、代わりにラクダもビックリなインドの三輪軽自動車オートリクシャーで市街地のカーチェイスを繰り広げる。
飛行中の飛行機での機外アクションも楽しめる。
秘密アイテムは、トレーラ格納型主翼折り畳み式小型ジェット機や、硝酸と塩酸の濃縮液を内蔵した万年筆、SEIKOの受信機付き液晶腕時計、ナイフを通さないスーツ、イヤホン格納万年筆、ワニ型潜入艇など。
MI6の秘密基地は広告でカモフラージュされており、まさに「広告の力は偉大だ」。
ボンドガールは宝石裏取引ブローカーであるオクトパシーを演じたモード・アダムスとその一味のマグダ役のクリスティナ・ウェイボーン。
「ホント残念 あなたが動けなくて💓」  

2024.2 BS日テレで鑑賞(吹替)
2022.2 BS-TBSで鑑賞(土曜映画デラックス・吹替) 
2021.10 BS-TBS版の録画を鑑賞(吹替)
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