いやよセブン

ガラスの中の少女のいやよセブンのレビュー・感想・評価

ガラスの中の少女(1960年製作の映画)
3.0
高校生の靖代(吉永小百合)は、中学の同級生だった陽一(浜田光夫)と出会い、親しくなる。
靖代の実の父親は学徒動員で召集され戦死、恩師だった今の父と母親が再婚した。
陽一の家は貧しく、中学を出て直ぐに工場で働き始めたが、父親は働こうとせず、一家を支えていた。
父が北海道に行くことになり、靖代は陽一に別れを告げるため出かけるが・・・。
1960年当時、女性に純潔を求める世相を背景に、貧しさのため将来に希望を見出せない若者が痛々しい。
吉永小百合の可愛さは無敵。