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秒速5センチメートルのyasu555overseasのネタバレレビュー・内容・結末

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

さっきアマゾンプライムで見ました。

青春ラブストーリーで現実によくありそうな恋愛でしたが、ちょっとファンタジーに近づき過ぎかなって感じましたが、良かったです。
    
       桜花抄
幼馴染の遠野貴樹と篠原明里が小学校へ一緒に通い、似た者同士なキャラクター性を感じて描いてたのが良かったです。明里が "ねぇ。秒速5センチなんだって。桜の花の落ちるスピード。秒速5センチメートル。ねぇ。なんだか、まるで雪みたいじゃない?" って明里が貴樹に喋ったセリフが好きで印象に残りました。因みに桜の花が落ちる秒速は実際ではセンチは付かなく、秒速1.4メートルだそうです。

明里の親の都合で小学校卒業同時に明里は栃木へ転校し、中学に入学して半年が過ぎて夏のある日、離れ離れになっても貴樹と明里は文通のやり取りをしてたのが良く、お互いの思いが続いて忘れられず、お互いとも1番好きな存在な関係なんやと分かりました。

    
     コスモナウト編
鹿児島の種子島に中学2年の春に転校して来た貴樹を見たクラスメートの澄田花苗は彼の事が好きになり、恋をする中、彼に伝えきれずにいた時、彼の思いに手の届かない遠くにいた存在なんやなって分かりました。この時、貴樹は妄想の中で離れて遠くにいた明里の事が忘れられずに淡い恋心を抱いてたんやと実感しました。 花苗の思いと告白が通じないのは貴樹が望んでないからです。

      秒速5センチメートル
東京で社会人になった貴樹は会社で働いてた女性:水野理沙と3年間付き合って、貴樹は大体21歳前後の辺りから恋に苦悩し始めて会社を休んで水野理沙からの電話が来たり、理沙からメールが来たり、"1000回メールをしても、心は1度しか近づけなかった" って理沙は心の中で思い、貴樹は自身の心が理沙に向いてない、開いてないのだと感じて若く葛藤の末に会社を辞職して貴樹はあの中学生の夜の雪以来、唯一自身の好きな明里を思って追い続けてたんですね。
貴樹はふと桜を見て歩いて小学時代に歩いて行った道を通り、踏切を通ってある女性とすれ違った瞬間、貴樹は気づいて貴樹の気づきに応じる様に気づいた女性はその瞬間、踏切外にいた貴樹と女性の存在を掻き消すように走行してきた電車に遮られて走行し去ってた後、遮断機が上がってその女性はいなく、貴樹は笑みを出して振り向かない様に決心して去っていくシーンが良かったです(彼女とはいずれ再会できるやろうって考えて去って行った)

主題歌が山崎まさよしで歌詞やストーリーの雰囲気も合ってて良かったです。